まつりだわっしょい


この土日、近所の神社でお祭りがありました。
特に大きくはないんですが、各町内会がこぞって山車を引いたり神輿を担いだりする、そんな普通のお祭り。


で、それを見てたら小学生時代を思い出して。


小学校の時は、もちろん神輿を担ぐ側に回ってました。
「わっしょいわっしょい」と声を出して。
でも、だんだん自分の運動オンチっぷりがわかってきた。
こういう体育会系のモノは自分に向いていない、と。


今は不明ですが、当時は神輿を担いだり山車を引いたりすると最後にお菓子やら金券がもらえたんです。
袋にいっぱいの駄菓子、もしくは近所の駄菓子屋でも使える300円分の金券。


これを見逃さないわけにはいきません。
当時の俺らはすごい考えに考えました。
「どのポジションが一番楽か?」という内容を議論する毎日。
で、出た結論が、「山車の先頭にいる太鼓を叩く係」だ、と。


当日は、その体力も何も全くいらない、かつそれなりに目立つ役割を淡々とこなし、まんまと金券をゲットしました。
でも、その金券は、うちの親に豆腐屋で使われた。
今でも忘れない、絹ごし豆腐。


あー、身分不相応なことはやっちゃいけないんだなー、ってわかったあの日でした。